アナゴとは
ウナギ目アナゴ科
ウナギに似ていて、ウロコがなくヌメヌメした海の魚。
海釣りで釣れるサイズは小さくても30センチほどありますが、大きいサイズだと90センチ前後、最大1.5メートルになる種類のアナゴも存在します。
食用で食べられる穴子は、
- マアナゴ
- クロアナゴ
- ギンアナゴ
日本の近海では20種類ほど存在し、夏に美味しい魚(*’▽’)
食用ようで天ぷら・寿司になるのはマアナゴ
クロアナゴも食べれますが、マアナゴよりも味が劣る(笑)皮も厚いのでマアナゴが人気です。
マアナゴ
一般的なアナゴのマアナゴ!
オスが最大40センチ・メスが最大100センチになる種類で浅い海の砂泥に生息。
北海道~東シナ海に生息し(日本の海のほとんど)夜行性なので夜に釣れる事の多い魚です。
マアナゴの分布域
出典:水産研究成果情報
一般的に海釣りで釣れる
食用で食べられる穴子の
- マアナゴ
- クロアナゴ
- ギンアナゴ
海でも釣れる事が出来ますが、基本はマアナゴ狙いがメジャーです。
クロアナゴ釣りも味は少々劣りますが、最大1.5メートルになるので釣りの引きを楽しむならクロアナゴ!!
…アナコンダとも言われています(笑)
毒
毒性
アナゴの体のヌメリと血に毒があります。
血液の方はイクシオトキシンと呼ばれる神経毒が含まれていて、血清毒とも呼ばれています。
アナゴ以外にも、ウナギ・ハモも同じ毒も持つ生物で「血液に毒がある」と覚えておきましょう!
ヌメヌメの体も毒!?
ウナギと同じでヌメヌメした体にも神経毒が含まれています。
手に傷がある場合など、絶対に触らないように!!
毒症状
血液の毒
口に入れてしまうと…ゲリ・吐き気などを起こす。
目に入ると…結膜炎・傷口に入ると炎症を起こすので、血液に注意してください!
大量に飲むと死亡する事があります。…たくさん飲む事はないと思いますが(笑)
この血液の毒は熱に弱く、60℃以上で5分以上加熱で毒性を失います。
しっかり加熱しましょう!
ぬめりの毒
ぬめりの毒も、傷口に入ると炎症します。
目に入っても炎症するので、触ってしまったらしっかり手を洗いましょう!
毒抜き
毒抜きって意味で、血抜きを行います。
アナゴは早めに血抜きを行わないと鮮度が落ちる魚で、自然死の場合体内に乳酸がたまったり、血が回ったり・臭みや身がブヨブヨなる!
毒を取ると言う意味よりも鮮度を保つ為に行っていますね。
寄生虫
アナゴに寄生虫がいないと思う人が多いと思いますが、サバなどに寄生するアニサキスがいる場合があるので注意!
このアニサキスも加熱する事で死滅する事が可能です。